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常磐病院譲渡検証④ ブログトップ

おかしい「いわき市立共立病院の事業評価」 [常磐病院譲渡検証④]

市立病院改革プラン初年度 (いわき共立病院状況をまとめ)
事業成果「やや良好」
との某新聞社朝刊(9/16日)の記事に驚く。
共立病院の樋渡院長が某新聞社のインタビューに答えた内容とは全く違い、市民にとっては、恰も「安心・安全な地域医療」が上手くいっているかのごとき報道である。
これは、市議会地域医療特別委員会での「市の自己評価」としての発表であるが
全く信じられない内容であり、市民騙しの情報としか言いようがない。
市立病院改革プラン推進者としては、地域医療が後退し、医療崩壊に進んでいることは出来るだけ表面に出したくないことは理解できるが、市議会地域医療特別委員会という公の場で、この様な中身の薄い話し合いしか出来ないのかと、非常に情けなく思うと同時に残念でならない。 市民の命を守る「最後の砦」として、昼夜を問わず、使命感のもと頑張ってこられた共立病院の医師・看護師・技術者の皆さんにとって、本当に成果と言えるのだろうか。 私としては疑問視せざるを得なく、受け入れられない。
先のインタビューで樋渡院長がコメントしたその内容は3年近く病院事業をウォッチングしてきた自分としても真実と受け止めているが、今回の「市立病院改革プラン」がどれ程、市民にとってデメリットが多く、市民の安心・安全を脅かしているかは「常磐病院譲渡」に伴い市立病院としての医師減少(共立20名, 常磐9名)にしてしまったことだけでも容易に判る筈で、平成20年度、21年度には医師招へいの為、全国6ケ所で約800万円の費用を使い行ったガイダンスの結果も民間病院への招へい1名だったと発表しているが、この2年間の取り組みは何だったのか。 また29名もの市立病院勤務医が一度に退職に及んでしまった背景は何だったのか等、私達市民は真剣に考えてみるべきである。 医師1名の働きは,年間1億円とも聞いているが、常磐病院譲渡によって減少した医師数からは29億円もの減収となる計算であり、誰もが「市立病院改革プランは市民にとっての改悪プランであったことに気付く筈である。 又救急医療実績では常磐病院の譲渡先となった「ときわ会・常磐病院」では、昨年度実績に等しいとのことであるが、2次救急病院が一つ減ったことによる前年度救急患者受入れ実績数は担保されず、悪化の状態にあることは誰もが想定できることである。 それが何故、「安全・安心の医療提供を目指した取り組み」は「医師招へいや7対1看護体制の継続などの取り組みからの実施状況は「概ね良好」[やや良好]とした発表となるのかが不可解である。
既に信用失墜、医療現場の混乱そして他市、他県への患者流失等が始まっている様であるが、市民にとっては大問題である。 更に付け加えるならば、現在看護師不足により、100床が使えない状況を考えると、以前から懸念してきた「千葉県・銚子市立病院」の結末に限りなく近づいている感じがしてならない。 相変わらず、市長や市議会議員の皆さんは、市民の医療不安や不信への危機感は持たず、他人事の様に呑気な対応に終始しているが、樋渡院長の直訴とも言える提言に耳を傾け、直ちに対策を講じる以外、医療崩壊を防ぐ手段はないことを関係者は肝に命ずるべきで、それを怠れば、必ず、責任問題を追及される時期がすぐそこまで来ていることを自覚すべきである。



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