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常磐病院譲渡後の検証② ブログトップ

行政が企画する懇談会は市民のめくら騙し? [常磐病院譲渡後の検証②]

渡辺市長の目玉政策とされるいわき市の新病院建設に係る基本構想づくり懇談会は6月20日14名の委員に委嘱状を交付し、来年秋を目標に提言を検討纏めるとして新聞発表が行われた。懇談会の回数は今年度が5回、来年度が3回としている。 この懇談会はこれまでも何かというと検討委員会、懇談会という名のもとに行政側の単なるアピール(市民の代表が加わり話しあっているというアリバイ造り)に過ぎず、全く実効性のないものが殆どであり、「常磐病院の民間譲渡」の際の検討委員会等は、行政の権限に逆らえない様なメンバーを意図的に任命し、結論ありき、行政の思惑通りの提言書づくりが行われているとしか言いようがない粗末なものであった。 たしか、譲渡の検討委員会は会合日が3回(実質審議時間は一日にも満たない時間数)であった様に記憶している他、議事録等を見ると「事務局の考え方を委員に説明し理解を得るような内容」の会合としか感じなかった。 その会合結果が提言書として纏められ、あのいわき市制最大の悪政と言われる常磐病院の無償譲渡や5年間の土地無償貸与、更には8.8億円もの大金(血税)を提供する大盤振る舞いに至った。 先のブログにも記載したが「この大盤振る舞い」がいわきの医療で実効があったと言える市民がいるだろうか。 譲渡に伴い3月には市立病院勤務医は総勢で29人もの退職に繋がり、結果として、現状は勤務医の先生方が昼夜を問わず、過酷な勤務に耐えながらギリギリの所で頑張っておられることは周知の通りで、今市長や病院事務局が進めようとしているプロセスは、全く病院や勤務医、そして看護師等の苦労を無視した行為に他ならない。そんな余裕が何処にあるのかと言わざるを得ない。 この間にも先生方の過酷な労働に拍車がかかるばかりか患者さんの受け入れや対応等あらゆる面で負のスパイラルへと繋がり、遅かれ、早かれ崩壊の道へと突き進んでしまうことは火を見るより明らかである。 何よりも、地域医療の最後の砦と位置付けが市民から信頼されない状態になることだけは避けなければならず、信頼が崩れれば一気に崩壊や閉鎖に繋がってしまうことを自覚しておくべきである。平成13年から16年迄の3年半をかけ纏めた、「いわき市立病院の現在と将来のあり方に関する提言書」は素晴らしい内容であった。 それが櫛田市長になった16年10月に答申されているが、実際に生かされたのは「市立病院改革に係る基本方針」平成18年2月「市病院事業中期経営計画」平成19年2月で、この時点では新病院を建設して、耐震強度に問題のある2つの市立病院を統合することが基本方針であった。 然しながら突如、市立病院改革プラン(案)では、赤字額が毎年5億円の常磐病院を譲渡するという、いわば180の方向転換を打ち出してきた。 このことが、そもそものボタンの掛け間違いで、いわきの医療崩壊に繋がろうとしている最大要因とはなっているが、この頃からいわき市の病院行政は市立病院の改革・再生をお題目にしながら、一部の私立病院に肩入れをしていると思われる様なさまざまなる施策や動きが出てくることになる。このことについては、順次ブログを通じ、報告していくことにしたい。 「お願い:記載内容はいわき市HPや新聞資料に基づき、出来るだけ正確を記しているつもりですので、疑問についてはいわき市HPで確認下さい」


2010-08-28 21:47  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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